オリーブ葉エキスとは

オリーブ葉は、地中海沿岸の諸国で古来より食用および薬用に用いられていました。モクセイ科の常緑樹に属しておりオリーブ葉エキスは文字通りオリーブの葉から抽出したエキスです。地中海沿岸の諸国では以前からオリーブの葉は抗炎症などの目的で民間薬として用いられてきましたが、現在でもドイツでは高血圧、利尿目的の医薬品として使用されています。 日本では馴染みの無いオリーブ葉エキスですが、オリーブオイルに比べポリフェノールなどの植物栄養素が高く健康素材としても注目されています。 オリーブ葉エキスの効果は、血糖値や血圧、コレステロールを下げるなどの生活習慣病を予防する機能性や、免疫力アップ、感染症の予防などです。また、オリーブ葉に含まれるポリフェノールの一種でテルペン類のオレウロペインには、強力な抗酸化作用やコラーゲンの生成補助など様々な働きがあることが報告されています。このオレウロペインの強力な抗酸化効果はエイジングケア(老化防止)、活性酸素抑制、抗炎症作用、抗菌作用、利尿作用などが見込まれており、コラーゲンの合成を促進し老化した肌に活力を与え、若々しい肌を維持します。

オリーブの木は歴史を通じて尊重されてきました。ギリシャ神話によれば、女神アテナがアクロポリス神殿の丘の岩の間に一本のオリーブを植え、「暗さを照らし、癒し、栄養を与える力」を授けたといいます。聖書によれば、モーゼは、葉を栽培する人は軍隊で勤務することから免除されると命じました。オリーブの枝が平和と繁栄を表わしている一方で、油は清浄と善良の象徴です。ギリシアのオリンピックゲームでの勝利者は、オリーブの葉のリースを載せられました。オリーブの葉の医療の使用は発熱の治療のために、および傷または感染の処理に、また、湿布として、皮膚の発疹とおできを治療するためにハーバリストにより使用されました。地中海の食事をする人々は、オリーブの葉ティーが自然な治療法であると幾世代も伝えています。オリーブの葉は私たちがさらされる悪い微生物細菌と戦うことにより、あたかも抗生物質のように作用しますが、抗生物質とはちがって、免疫系を強化して侵入者を抑えます。専門家は、抗生物質の使い過ぎについて、オリーブの葉の利用のメリットを指摘します。